『なぜ30分以内?』梅田3駅での改札外乗継の時間設定秘話

Osaka Metroの梅田3駅(梅田・東梅田・西梅田)での改札外乗継における上限時間は「30分」。
どのようにして「30分」という時間が決まったのか? 実はこんなコボレバナシがあるんです。

話は2003年頃にさかのぼります。
今では当たり前になった交通系ICカードの導入に伴い、それまで制限がなかった梅田3駅での改札外乗継の時間に上限を設けることになりました⌛

そんなとき、担当社員Aさんが隣の係のBさんに声をかけます。
「西梅田から東梅田まで歩いてみてくれへん?」

突然の依頼に戸惑うBさん。「なんで僕が...?」
実はBさん、脚をケガしていて、ギプス&松葉杖という状態でした。

でもAさんにはある狙いが。
「足の不自由なお客さまでも無理なく乗り継げる時間」を基準に決めようとしていたのです!

Bさんは実際に松葉杖で西梅田から東梅田まで歩き、結果として乗継時間は「30分」に決定!

Bさんは当時を振り返り、
「いやぁ、あれは結構しんどかったですよ」と笑って話していました。

机上の計算ではなく、実際に体当たりでお客さまになりきって決められたリアルな時間
梅田3駅間を乗り継ぐ際には、ぜひこの話を思い出してみてください!
少しだけ景色が違って見えるかもしれませんよ♪

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