「2025年大阪・関西万博を涼しく過ごせるキャンペーン」の暑すぎる裏側
2025年8月、連日猛暑日の中開催していた大阪・関西万博。
Osaka Metroは、会場を訪れるお客さまの暑さ対策のために「2025年大阪・関西万博を涼しく過ごせるキャンペーン」を実施!
夢洲駅で16日間・合計70,000枚のうちわを配布しました🎐
しかし、お客さまに「涼しく」過ごしていただくためにキャンペーンの裏側では、担当社員は「暑さ」に加え、もう一つの大きな試練と向き合っていたのです...🔥
その試練とは「うちわ70,000枚の運搬」。
本社に納品されたうちわの確認を行ってから夢洲駅まで配送しようと考えていた担当社員に、思わぬ壁が立ちはだかります。
なんと、各国の要人も来場される万博会場の夢洲には厳重なセキュリティ体制が敷かれており、物流が大きく制限されていたのです。
宅配便はもちろん、自家用車で自由にものを配送することもできませんでした。
そこで、夢洲への乗り入れ許可を持つ Osaka Metro Groupの
「OMタクシー」全面協力のもと、タクシー車両を活用してうちわを運搬することに!
しかし、解決しなければいけない課題はそれだけではありませんでした。
夢洲駅には70,000枚ものうちわを保管するスペースがなかったのです。
そのため、配布日は毎日、その日配布する分のうちわが入った段ボールを車両に積み込んで運搬していました!(その数16日間で140箱...!)
夢洲駅の通用口に到着後、照りつける太陽の下で段ボールを車両から降ろします。ですが本当の山場はここから――。
通用口にはエレベーターがなく、駅構内へ降りるには、「長い階段」しか手段がありません。
バックヤードに運び込むため、段ボールを一箱ずつ手で持ち、何度も階段を往復しなければなりませんでした。
配布時間が始まる前に既に汗だくでへとへと...。
そんな中でのうちわの配布に、担当社員は "お客さまの喜ぶ姿がとても励みになった"と話していました!
想定を大きく超えた人気だったため、残念ながらお渡しできなかったということもあったそうですが、単にうちわを配布しているだけに見えるその背景には "夢洲"の物流環境を乗り越えた工夫と努力が隠されていました。
16日間の社員のアツい挑戦の裏話。
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